6月を迎えて
よく6月の終わりになると「上半期を振り返る」、、なんてことも各メディアでありますが、今年の上半期は全て震災に尽きるでしょうね。天変地異が起きた今、日本はどう変わるべきか、なんてこともこんな権力闘争やっていちゃどうにもこうにも前進しないですよね。
この前NHKのETV特集で福島第一原発の影響で各地の放射能の数値を独自に計測して周知している特集があって観たのですが、罪もない住民が住む家も土地も捨てて避難しなければないない。家畜だってエサが届かなきゃ餓死してしまう。ペットさえも連れて行けない避難所。とても切なくなってしまいました。本当に復旧・復興に全力を注いでいるの?こんな時、政治力は威力を発揮しているの?地元の政治家はどうして全国、いや世界各国から重機を集めてがれきの処理ができないの?なんて思うと苛立つだけです。政局が政治ゲームをしてしていることに早く目覚めて、この最悪な事態を早く脱却してほしいものです。
アーティストや番組を作っている仲間、DJ、レコード会社の一社員までが自主的に震災後に被災地に行ってボランティア活動をしています。私自身もできることから、と思い震災後にチャリティイベントを開催し義援金を集めたり被災地に行って惨状を目の当たりにしつつ微力ですが復興のお手伝いをさせていただいています。ミュージシャン達も被災地に行って励ましたり癒したり、日本の経済を救うのはミュージシャン達かも、と思うくらいにその豊かな創造力と表現力を以って私達の絆をより深いものにしています。CDが売れない、音楽のビジネスが成立しないなんてことも言われてきましたが、ミュージシャン達がそれでも音楽を届けてきました。それを受け止める側がどこか素直になれずに優先順位で音楽を後回しにしてしまったのかも知れません。これを機会にもう一度音楽の大切さを感じてもらい、素直に受け入れてほしいと思います。ラジオについても同様なんですけどね。それについてはまた後日。
国民全員が順番に被災地に行って復興の手伝いをしてもいいのでは?それほど緊迫している実情ですよ。
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